リベラルアーツとは何でしょうか?
リベラルアーツ協会と名づけたのは2022年。当時大学院生だった発起人が、専門分野や学生かどうかなどに左右されずにたくさんの人と対話し学び合いたいと思ったため、リベラルアーツの名前を借りました。そう思ったきっかけの学びの場が「リベラルアーツプログラム」であったことにもよります。

それから私たちは、リベラルアーツってなんだろう?という問いと向き合いました。源流を調べてみたり、現代における自由7科を定義してみたり。
日本にもたくさんのリベラルアーツに関する論考や定義があります。

今の所の暫定的な定義は以下のようなものです。

リベラルアーツとは当協会では自由、技芸、公共のキーワードを重視しながら

多様な視座、視点で自分、社会、世界をなるべく自由に見つめ、知り、感じ、問い、応え、意識する営みとその姿勢

と定義しています。その中でも暫定的に3種類の分類をしています。

LA①・・・古代ギリシャの自由七科のように学問や対話、より良い日常生活のために必要な能力(言葉、感性、統計・科学リテラシー、対話の能力など)

LA➁・・・自身の専門や職業、個性など自身に特有な見方、考え方を理解し、他者や社会と折り合いをつけながら、より良い方向へと用いる在り方とその技術

LA③・・・統合、総合知的な領域

私たちの目的は別に「リベラルアーツ」という言葉を広げたいわけではありません。リベラルアーツの名の下に自由に学び、考えることができる仲間と機会が広がることで、個人の幸福やより望ましい未来に向き合うことができるようにと思います。
そのため、過去からのリベラルアーツとしての知見や実践を踏襲しつつ、個人の知的営為を最大化し、神秘なるこの社会・世界を楽しく探検できるような事業を営利/非営利問わず行って参ります。